MtFのAちゃんの日記

女装子/男の娘ですが、心は女性なのでお手柔らかに…。

自己肯定感って、今を一生懸命生きてる人のための言葉

今日はお休みなので、ブログ更新していきたい・・・!というわけで、こころの思うままに、書いていこうかなと思います。

 

まだブログを立ち上げて2回しか投稿してないんだけど、さっそくスターがついてて嬉しいです。

 

読んでくれた方、気軽に仲良くしてくださいね^^(私みたいな人種って絡みづらいかもしれませんが笑)

 

で、今日は、お休みだったのでもちろん女の子として過ごしている私。

 

下着も女の子だし、メイクも髪の毛も巻いて、本来の自分って感じ。

 

「イイ感じ。うん、私、自分らしく生きてる♡」

 

まつ毛を上げて、マスカラをつけて、LIPにチーク。

 

・・・・・。

 

心は踊っていいはずなのに、なんだか複雑な気分・・・、ということに実は心は気づいてたりもする。

 

自己肯定感。

 

この言葉は、よく耳にするようになったけど、”自己肯定感”って、今を一生懸命生きてる人のための言葉だと思うんです。

 

人には得意不得意があって、だけど自分の得意だと思ってたことが、他人のスキルとか能力と比較した時に、一気に不得意に転換することとかってあると思う。

 

そんな時、なんとか理想に近づこうと死にもの狂いでやり込む人、自分には勝てないと思って退く人、色んな考え方があると思います。

 

現実と理想のGAPをうっすら感じながらも、理想に近づくために、毎日奮闘して、もがきながらコツコツ積み上げてきたものを両手にもって、また目の前にある壁を見上げた時・・・

 

到底、その壁を超えることができないんだ・・・。

 

と気づいて、それでも気持ちでは負けないぞ~!って進んでいこうとした時、身体がその状況に耐えられずに、壊れてしまう。

 

そんな、今を一生懸命に生きる人たちに必要なのが、自己肯定感だと思うんです。

 

自己肯定感は、何もつくす手がなくなった人にこそ、届けたい考え方だと私は思うの。

 

 

10代、20代は夢を持って、やりたいことのために、やりたくない事もたくさんしてきた私。

 

でも、今の自分はあの時、思い描いてた自分になれているのだろうか・・・。

 

あの頃の自分は、今のこんな自分を想像していたのだろうか。

 

なんて、メイクをしながら鏡に映る自分を見て、心がネガティブな気持ちになることがある。

 

私は自分自身の”旬”の時代を、自分なりに一生懸命生きてきたつもり。

 

だけど、振り返った時、今の自分を一言で表すなら、「中途半端」。

 

私、自身、男性として社会で働いて本当の自分は女性の心。

 

ここまではよくあるMTFの悩みだったりすると思うの。

 

でも、仕事とプライベートを完全にセパレートして、バランスをとってる人もたくさんいると思うから、私にとっては仕事の時はノンケとして生きていくことは、さほど大きな問題ではなかったような気がする。

 

だけど私の場合、自営業をしていて、自分の行動で売上が増減するビジネスモデルで昔仕事をしていたから、今思えば、私自身のセクシャルをどこに置くかっていうのは仕事的に非常に大事だったように思う。

 

私個人としては「仕事ではノンケとして、プライベートは女性として謳歌する」なんて甘いことを夢みた。

 

仕事では、ノンケの私として様々な人に応援してもらい、女性として元カレにも、ここでは書ききれないほど、たくさん支えてもらった。

 

だから私は、女性的な部分を仕事で出さないという判断のもと、応援してくれたみんなにいつか恩返しをしたいと思って仕事に明け暮れた。

 

その判断が合ってるのかも、間違ってるのかは今もうわからないけれど、お仕事を当時の彼氏に手伝ってもらってたということもあって、プライベートと仕事のバランスが少しずつ取れなくなっていってたように思う。

 

当時の彼氏は、プライベートの私が好きで、例え仕事がうまくいかなかろうが、私と一緒に過ごしていければ大丈夫。

 

という気持ちで、仕事を手伝ってくれていた。

 

だけど、仕事で何よりも成果をあげたい私と、そこに重きを置いていない彼氏とで、徐々にすれ違うようになっていった。

 

彼女として甘えられる部分と仕事モードの時の甘えられない部分、そのバランスが取れなくなっていって、私たちは結局上手くいかなかった。

 

気づいた時には、もうこんなに歳を重ねてしまっていて、私が仕事を当てなきゃいけないはずだったのに…。

 

必死に支えてくれた彼の気持ちを、私は満たしてあげることもできず、仕事でも返してあげることができず、彼の気持ちを思うと私はなんて中途半端な人間なんだろうと、自分自身を責めてしまう時が今でもある。

 

ノンケとして頑張りたいって思っていた私が作り出せる稼ぎなんて1年間でせいぜい1000万~2000万程度。

 

どんなにいい仕事をしても、どんなに毎日仕事に明け暮れても、自分がここまでやったっていう感情にはならなかった。

 

「自分のこと、もう少し認めてあげたら?」

という言葉は当時の状況とか、環境がそれを許してくれなかったような気がする。

 

人は独りで生きていけないとうことはわかっていたはずなのに、私は小さい頃から自分の考えを人に共有することをしてきてなかったから、身近にいる人とすれ違うことがこんなにも自分の人生に影響するってことを理解していなかったように思う。

 

でも、裏を返せばここ数年、人と向き合うって事も覚えられたと思うし、そこは良しとしてるんだけど笑

 

で、30代半ばになった私は、これからの自分と向きあうことを始めた。

 

今までは誰かのために、やらなきゃ。というマインドから、まずは自分ことを考えてあげなきゃ、という思考に変わったの。

 

だけど、これは自己中心的な考え方に変わったという意味ではなくて、自分自身が自分に向き合うスペースを少しずつ作ってあげるってこと。

 

休みの日は自分のことも少しずつする。

 

お休みの日にGIDの診断書をもらうために動くとか、女の子になって人にあって繋がりを広げていく、とか。

 

外と接触していって、仕事に必要じゃないことも、自分にやってあげる休息の時間を作る。

 

そんな、みんなが当たり前にしてきたことを、いちから丁寧にやってみることにした。

 

当時の私は、若いっていうのもあって全然私は大丈夫。って思ってた節があって、自分のことを無視して頑張り続けてたら、朝起きても胸やけはするし、体調はずっと不安定で倦怠感が常にあるし・・・。

 

あと知らない間に円形脱毛が4つもまとまって出来てたり笑

身体の一部分も蕁麻疹が出たり・・・・

 

どんだけ自分に無理させてたの?!

 

自分追い込みすぎ!って自分でも思った笑

 

そこから、他人軸じゃなくて、ある程度、自分軸で生きることの大切さもさ30代半ばにしてやっと気づけた。

 

でも私の身体が、「もう無理です!」って反応してくれたから、私は少しずつ自分を見つめ直すことができたのだと今はそう感じてる。

 

自分を見つめること。

 

 

忙しい毎日の中で、自分の心の声に耳を傾けることこそが、自分軸で生きるコトだし、自己肯定感を高めることだと今は思う。

 

それに、自分軸で生きたことによって、前の自分よりいい影響は少しずつ増えていってて、周りとの距離感とか、バランスが少しずつではあるけど変わり始めたような気がするの。

 

人は決して強くはないし、自分だけで出来ることなんて、たかが知れてる。

 

自分を理解することで、人の気持ちも理解できるようになってきたように思う。

 

昔は自分でなんとかしなきゃ。という思考だったけど、今は、お願いできるようになったし、私も人と接する時に自然体でいられる回数が増えたような気がする。

 

自己肯定感が高いと、人を許すこともできるし、人を許せるというのは自分にも休息のスペースを作ってあげられるから、私は自分を少しずつ肯定していってあげて、以前の私よりずっと幸せに生きていけるかもって、そんな風に思って今を一生懸命生きてると感じます。

 

 

ちょっと遅すぎたかもしれなけど、お待たせ私。

 

これからの人生は、自分を大切に生きていくから、たくさん学んでたくさん苦しんで、たくさん笑って、死ぬときに「私、頑張ったよね。」って言える人生を送っていくからね!

 

そんな言葉を自分にかけていきたいなって思った今日この頃でした♡

 

それではまた次の更新で♡

 

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