今日は土曜日！
まだまだ寒くて、スカートには厳しい季節だけど、私はスカート一択。
でもミニは履かない派です。
どーも、Aちゃんです。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
昨日、FTMの妹？（弟）が東京にきて、今も家で寝泊まりしてます。
私はMTFで妹がFTMという、なんともややこしい兄弟なのですが、昨日、妹のゲイの友達が働くご飯屋さんに食べにいきました。
冒頭から情報量多くて、ごめんあそばせ。(笑)
ちなみにご飯屋さんは金曜日ということもあって、ひげ、がっちりむっちりバキバキのゲイさんばっかりだった。
だから、私たちみたいな女装と男装のお客さんはかなり浮きました。(笑)
でも、久しぶりに妹に会って、すごく楽しい！
妹大好き！兄弟めっちゃ仲良し！って感じではないけど、繋がりは濃く感じてる。
（家族だし当たり前か・・・）
妹とは、実家にいた時ほとんど合わない生活をしていたから、大人になって、お互いのセクシャルを認知してからグッと仲良くなった気がする。
身近に、自分のことを理解してくれて信用できる人がいるのってすごく恵まれてることだし、幼少期に悩んでしんどかった時期があったからこそ、この恵への幸せを感じることができているなぁと。
私は、自分のセクシャルを隠しながら生きていて、そのせいか無意識的に家族を避けて生活してた。
でも、妹は逆で、家族にカミングアウトして生活してる。
ほんとに考え方が真逆で、昨日も妹が初めて家族にカミングアウトした時の思い出話に華がさいた。
Aちゃんから言われた言葉が今もずっと残ってて、カミングアウトって相手のために、どうゆう風にすればいいか難しいよねって。
当時の妹は、自分のセクシャルについて、すごく思い悩んでいた様子で体もやせ細るくらい悩んでったぽく、家族にカミングアウトしたいって私に相談してきたの。
自分のことを理解してほしいし、体とか戸籍も変えて、完全に男になって結婚したいって言ってた。
私「自分を追い詰めるほど、悩んでいるならカミングアウトしても全然いいと思うよ。体を変えるなら、若い方が手術もリスク減ると思うし。」
私はそのまま話を続けて・・・
私「カミングアウトすることって一見、自分の気持ちは救われたように感じるよね。でも言われた側っていうのは、偏見とかしないと言いつつも、やっぱり知らない世界のことをすべては理解できないし、結局、偏見をしない！ということを強いられることになるの。もちろん家族だったら、自分の子が幸せに生きてくれれば、と願うはず。だけど、わからないからこそ、不安だし、自分の育て方について疑問を感じてしまうこともあるかもしれない。それを理解した上で、カミングアウトはほんとに今なのかな？って考えてみてもいいかも」
私「いまはYouTubeとかでカミングアウトの感動の動画がたくさん出ているけど、職場、家族にどれだけ涙流しながら想いを打ち明けても、それは結局、自分はこうゆう人間だから理解してね。多様性を受け入れてね。という相手への押し付けにしかならないことを理解しておいた方がいいと思うの。多様性を受け入れない、という考え方を受け入れることもまた、多様性ということなんだよ、きっと。」
私たちの人生は、たしかに本当の自分を中々表に出せない人生。
表に出して、快適に過ごせていると思っているのは実は本人だけだったりするんだと思うの。
でも別にセクシャルマイノリティ―じゃなくても、ノンケの世界にも大変なことはたくさんあるし、不用意に言わなくていいことだってたくさんあると思うんだよね。
みんなそれぞれ何かを抱えてるし、マイノリティだけがしんどいわけじゃない。
みんなしんどいの。(笑)
だから、私は自分のタイミングと相手の状況をよく見て、カミングアウトをしたり、ノンケと共存して生きていきたいと思って改めて感じた時間だったというお話でした。
今日も、FTM妹と夜ご飯一緒にいくので、今夜は自分たちの将来の生活について語り合ってきたいと思いマス。
それではまた次回の更新で♡
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